
夏バテ解消と食べ物は?と聞かれれば多くの人がウナギ、っと答えると思います。
ウナギには、亜鉛・アルギニン・ビタミンA・カルシウムなど多く含まれているそうです。
土用の丑の日にウナギを食べようと仕掛けたのは、江戸時代の天才平賀源内と言われていますね。閑古鳥が啼くウナギ屋の主人に相談されて…今でいうマーケティングか^^;…「今日は丑」と紙に書き、それを店先に貼らせたところお客がワンサカ押し寄せることになった、という伝説?です。
まあ、平賀源内は有名だったでしょうし、平賀源内が足繁く通うウナギ屋、ちう評判を立てて、それを聞きつけた町人に人気が出たのかもしれませんね。
ちなみに、ウナギの強精剤としての効果はもっと昔から知られていて、奈良時代の歌人大伴家持のこんな和歌があります。
石麻呂に われもの申す 夏やせに
よしという物ぞ 鰻とり食せ
夏痩せした石麻呂さんに、鰻を贈ったようですね。
参考文献 江戸メシのススメ
永山久夫著